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先日、Twitterで「楽な方を選ぶと失敗する」とツイートしたところ、自分が思っていたのとは違う反響を頂いてしまいました。

もちろん、何の説明もなく、いきなりこんなどうにでも取れるツイートをしたわけですから、それこそどうとられても仕方なかったのですが、楽をすることを肯定する反応があったのも(こういう言い方は失礼ですがそれを承知で言わせて頂けば)面白いな、と思いました。

誰だって楽して問題解決ができたり、楽して上手く行けばそれに越したことはありません。しかし、考えてみれば当たり前のことですが、

「楽して上手く行くならそもそも占いには来ない」

のです。

くどいようですが裏を返せば、占いに来る必要がある時点で、

「今抱えている問題は楽して解決できない」

可能性が極めて高いのです。

もちろん、本人がとんでもない見落としをしていて、本当は簡単な問題なのに自分で複雑な問題にしてしまい、さらにこじらせてしまっていることもありますが、それは例外的な話です。


さて、鑑定をさせて頂いている中で、自分が楽のできる結果を何とか言わせようとする人がいたり、自分でもどうするのが正解かわかっていても楽な方に逃げて失敗してしまう人を多く見てきました。

そういう人はせっかくあと少しの一頑張りで今までの辛い状況から抜け出せる、そこまで来ていながら、

しかも

「どうすればよいかわかっている」

のに「やっぱりだめかもしれない...」「辛い思いはしたくない」などの言い訳を自分にしながらあと一歩の所で逃げ出してしまうのです。そういう人はこの先どんな問題にぶつかっても、同じように最後の一歩を乗り切ることができなくて毎回失敗してしまうと思います。実際、そういう方々のお話を聞いていると、今までもそういうことが何度もあった、ということがほとんどです。

これは、あと一歩の所まで頑張ってきたのに本当にもったいないことです。


タイトルでは「楽な方を選ぶと幸せを逃がすことも・・・」としましたが、やはり占いの現場では「自分が努力を放棄する楽な方を選ぶと失敗する」という方が現実なのかな、と思いました。

次は「Pamela Colman Smith Commemorative Set」です。

ウエイト版が初めて製作された1909年当時の原画を(原画自体は残っていないので)資料に基づいて忠実に再現したタロットデッキを中心に、パメラに関連するものなどが「これでもか!」という感じに詰め込まれています。まず外側のボックスです。外箱表面と外箱背表紙の縮尺が同じではないので、大きがわかるように比較対象として中に入っているカードデッキを並べてあります。

ウエイト004.jpg

箱を開くと、このようになっていて、

ウエイト005.jpgのサムネイル画像

これを観音開きにさらにあけると、

ウエイト006.jpg

このようになっています。

セット内容は、
1 タロットカード「The Smith-Waite Centennial Tarot Deck
2 タロットバッグ
3 「The Artwork and Times of Pamela Colman Smith by Stuart R. Kaplan(全102P)」というブックレット
4 ウエイトが書いたウエイト版タロット解説書である「The Pictorial Key to the Tarot(全239P 英文)」
5 Pamela Colman Smithのアートワーク(3枚)
6 Pamela Colman Smithの写真(1枚)
7 ポストカード(6枚)
8 スプレッドガイドシート(1枚)

となっています。まず、箱の左側に3~8が入っています。本が2冊です。左は「パメラの画集」(上記3)で右が「タロット図説」(上記4)です。

ウエイト007.jpgのサムネイル画像

さらに、

ウエイト008.jpg

上段中央:Pamela Colman Smithの写真(1枚、上記6)
上段両脇・中段右:Pamela Colman Smithのアートワーク(3枚、上記5)

中段左:ポストカード(6枚、上記7)

下段右:スプレッドガイドシート(1枚、上記8)
下段左:セット内容一覧

となっています。続いてはこの右側には、

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タロットカードThe Smith-Waite Centennial Tarot Deck」 (上記1)と「タロットバッグ」(上記2)が入っています。尚、この記事の一番上の写真のカードデッキは箱に入っていますが、これは場カードだけ別売りしているもので、このセットに入っているのはこの写真をよく見て頂くとわかるように「中箱なし」になっています。

これはこの豪華セットの他に一番上の写真のような箱入りのカードのみのものと、下の写真のようなスチール缶入りのミニサイズがあります。

ウエイト010.jpgのサムネイル画像

以上ここまででご紹介したウエイト版がパメラ・コールマン・スミスの筆によるオリジナルのウエイト版タロットです。次はこれをベースにしたウエイト版(厳密にはウエイト版系)のカードのご紹介をします。

ここから数回に分けてウエイト版タロットについてを書いていきます。
私のもう一つのブログ「乙月あやめの日々是好日」に以前書いたものに加筆訂正したものです。

タロットカードといえばなんといってもウエイト版です。
このウエイト版は

①多くのカードのベースになっている(世界中で次々と生まれているタロットカードの殆どはウエイト版をベースにアレンジしています)
②初めてのオール絵札(これ以前のカードは小アルカナがトランプと同じような数札のものが全てと言っていいくらいにです)

という主に2点の特徴から「タロットを学ぶにはウエイトから」と言えると思っています。事実、ウエイトが使いこなせれば他のカードを使うことは(トート版のような特殊なものを除いては)簡単です。そんなわけで、師匠の所のコレクションをお借りして写真を沢山撮らせて頂いたので、それらの写真をご紹介しつつ、これから数回に分けてウエイト版とその周辺についてを書いていこうと思っています。

下の写真がいわゆるライダー・ウエイト版と呼ばれるものの代表的なもの3つです。

ウエイト001.jpg

・左の青い箱が1909年に出されたものと同じ元々のライダー版(Original Rider)です。
・中央の黄色い箱が今普通に売られているものです。
・右側はウエイト版タロット誕生100周年記念で2009年に作られた豪華8点セットの「Pamela Colman Smith Commemorative Set」です。

基本的に図柄はどれも同じなのですが、下の写真でもわかるように色合いなどが結構異なります。

ウエイト002.jpg

一番左が「Pamela Colman Smith Commemorative Set」のカードでこれが一番パメラ・コールマン・スミスの原画に忠実な印刷です。
真ん中が青箱のものです。原画より色がよく言えばはっきりとした感じ、意地の悪い言い方をしてしまうとどぎつい感じになってきますが、それでも一番左の普及版である黄色い箱のものよりも色合いが柔らかいです。ウエイト版の色の変遷をこうして並べてみると面白いと思います。

一番左の一番ポピュラーなデッキ(カードの組の事です)は単に箱の中にカードが入っているだけですが、他はカード以外のものも入っています。まづ、写真真ん中のオリジナル・ライダー・ウエイト版が下の写真です。

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今でこそ「ライダー版=黄色」というイメージが定着していますが、元々はこの青箱だったのです。箱の中には「解説書」「カード」「ケルト十字スプレッドの配置が書いてある紙」が入っています。しかも「ライダー版」という名前は本当はこの「ライダー社から出たウエイト版」という意味からきているのです。ですから、ウエイト版=ライダー版と思っている人は多いですが、本当は「ライダー版と言ったらこの青箱のものだけ」を指しているのです。

さて、ウエイトはケルト十字スプレッドを強く推奨していました。なので、その配置図のかいた紙が入っています。また、写真左上に移っている箱の中に入っている長細い小さな本が「The Key to the Tarot (タロットの鍵)」というタイトルのウエイト自身の手によるウエイト版の解説書です。ウエイトの英語彼が凝った言い回しが好きな上にそんなに文章が上手ではなかったという事情で大変読みにくい英語で書かれています。これは別に私の個人的な感想ではなく、知り合いのイギリス人、アメリカ人数人から見てもへたくそで読みにくい英語で書かれているとのことでした。この本はカードとのセットだけではなく、独立した出版物としても出されていて、そちらはタイトルもちょっと変わっていて「The Pictorial Key to the Tarot(タロット図解)」となっています。でもどちらも文章だけの構成で大きさと表紙などの体裁以外は全く同じですからなぜタイトルが違うのかよくわかりません。尚この本は全訳が出版されていないのですが(抄訳はアレクサンドリア・木星王氏の手により何度か判型を変えて出版されています)、最近ではなんとWeb上に無料で読める形で全訳が紹介されています。

(その2に続く)