幸せのために〜もし今日が人生最後の日だったら?ジョブスの質問

こんにちは。いつもありがとうございます。

そろそろ3月も終わり、桜が咲く季節に近づいていますね。

新しい生活をはじめやすい季節です。

スティーブ•ジョブスの2005年のスタンフォード大学卒業式での有名なスピーチにこんな内容があるそうです。

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17歳の時、私はこんな言葉に出会いました。「毎日を、まるで人生最後の日かのように生きれば、いつの日かそれが現実になる」。その言葉は深く印象に残り、それ以来33年間、私は毎朝鏡を見て自分自身に問いかけました。「もし今日が私の人生最後の日だったとしたら、今日しようとしていることを私はしたいだろうか?」その答えが、何日も続けて "No" だった時にはいつも、何か変えるべきことがあると知ることができたのです。

自分はもうすぐ死ぬのだと考えることは、人生で大きな選択をするときにとても役に立ちます。なぜなら、ほとんど全ての余計なもの、つまり外からの期待や、プライドや、恥ずかしさや失敗への恐れ、そうしたものが、死に直面すると消え去るからです。本当に大切なものだけを残して。私たちは自分に失うものがあると考えてしまいがちですが、自分はいずれ死んでいくのだということを意識すると、その思考に陥らずにすみます。私たちは元々裸で、何も持ってはいないのです。だから、自分の心の命じるままに生きなさい。

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以前、私も今日が最後の日だとしたら、という記事を書いたことがありますが、ジョブズのすごいところは、33年間、毎朝自分に「もし今日が私の人生最後の日だったら、今日しようとしていることを私はしたいだろうか?」と問いかけたことです。33年間、毎朝、です。

この問いを毎日自分にしていて、自分に忠実に生きていたという点で、彼は自分の本意にぶれない、納得がいく人生を送った幸せな人であったのであろうと思います。

たまにはそんなことを考えることがあっても、毎日の生活の中で流されてしまい、なんとなく自分をごまかしたり、あきらめたりしていることもあると思います。なにか変えなければと思ってはいても、言い訳したり、誰かほかの人のせいにしたりするうちに、どんどん時間は過ぎていきます。

この質問を自分にすれば、おそらく多くの悩みは消えていくのではないかと思います。

なぜなら、悩んでいるヒマはない、ということに気がつくからです。