幸せのために〜幸せになれない人の特徴とは?

こんにちは。いつもありがとうございます。

いろんな人をみてきて、とても不思議だなあと思ったのは、人によっては幸せになろうとしない人がいるということです。

そういう人をよく観察していて気付いたのは、幸せよりも、もっと優先することがあるということです。

たとえば、幸せ(楽しいこと)よりも、正しいことが価値があると思っているような場合です。

そういう人は、歯を食いしばってでも、自分を不幸にしてまでも、するべきこと(正しいこと)を頑張りますが、心の中は虚無感や満たされない気持ちでいっぱいです。

また、自分が幸せになることに罪の意識がある場合も、幸せにはなれません。自分が幸せになることに許可が出せないのですから。。

でも、そういう人は、ジャッジによって正しくあることが、幸せであることよりも重要なので、自分の優先順序に沿った生き方をしているだけなのです。

自分が自分自身を好きでない場合も、幸せにはなれません。どこかで自分を憎んでいるような場合です。

自分のことをどこかで価値がないと思っている、自分のことを実は悪い人間だと思っている、自分を実は憎んでいるとき、人はそれを他人に投影して、相手を責めることがあります。

誰かを恨んでいたり、責めている人が幸せであることは、ほとんどありません。さらに被害者意識に入ってしまうと、まず幸せになることは不可能に近くなります。

幸せというのは、他人にしてもらうことではなく自分でなることですが、自分は誰かのせいで不幸せである、という図式を作ってしまうと、誰かを悪者にし続けるためには、自分が幸せになるわけにはいかなくなるのです。

誰かを許したくない場合は、自分の幸せを犠牲にしてまでも、不幸でいるしかないのです。

また、自分が不幸であることで相手をコントロールしている場合、自分が不幸であることで相手から愛情をもらおうとしている場合もあります。

そういうパターンでは、相手を自分の思い通りにするために、自分が不幸であることが必要不可欠になります。

つきつめると、自分が弱い、自分が悪い、自分に自信がない、ということを感じたくないために相手をコントロールするのです。

ややこしいですね。

自分が弱い、だめだと感じているのなら、ただそのままそう感じていることを自分で尊重できればいいのですが、

実際にはあまりいい気持ちではないため、なんとかそれを感じないようにカモフラージュすることがあるのです。

幸せというのは、心で感じるものなので、本心をごまかしているようなことをしていると、まず幸せも感じることが出来なくなります。

自分の本当の心を向き合うのは、一時的に厳しいかもしれませんが、ただありのままの状態の自分を認めてあげること、自分をゆるしてあげることから、素直なこころの状態になれます。

本来の自然な心の状態に戻ること。

遠回りなようですが、実はそれがいちばん幸せへの近道なのではと感じます。