こんにちは。
いつもありがとうございます。
さて、今日は恐れについて書きます。
恐れってきいただけで、何だかいや〜な気がしますか?
そこには、実は触れたくないとか、できれば遭遇したくない。
そんな方が多いと思います。
占いを利用する方の中でも、不安や恐れを回避したくて、それで相談される方が多いようにも感じます。
でも、恐れを何とかしないと、この世界で自由な気持ちで生きていくことは難しいのではないでしょうか。
たとえは、恋愛がしたい、という願いがあったとして、
その楽しい願いの中にさえ、振られるかもしれない、という失恋の恐れはいつも存在します。
恐れを避けて生きることは、実際には不可能なことです。
恐れに関して、
ほとんどの方の反応は、みないふりをする。ないふりをする。が多いです。
ですが、恐れの興味深いところは、逃げているとどこまでも追いかけてくる、ということです。
そもそも、恐れとは何でしょう。
これが恐れです、といって取り出して見せることができますか?
恐れは、自分が頭の中で勝手に作り出した、幻想、です。
それを実際にあるものとして、恐れているのが私たちです。
自分で作り出したものに、おびえて、ふりまわされている。あるいは、とりつかれてしまうことがあります。
私たちは、恐れを感じることを、恐れてしまいます。
そのうち、恐れに遭遇せずにすむ、せまい世界でしか行動できなくなります。
。。。。ではどうしたらいいのでしょう?
恐れから本当に解放されるには、
恐れから逃げるのではなくて、ちょっと大変ですが、正面から直面して、恐れをしっかり感じることです。
。。。。それをしたくないから、逃げているのに? そうです。
逆に、しっかりと感じて、逃げずにしばらくそのままじっとしていることです。
恐れと共にいるということです。
いやなことを言ってすみませんが、これが根本的な解決策です。
覚悟はいります。
そうやって、恐れを感じているとき、
恐れの方が大きく感じますか?
それとも、恐れはあるけれども、自分の全体よりは恐れは小さいと感じますか?
あなたが、自分の作り出した幻想(恐れ)より小さいということはありません。
それなのに、恐れを何か大きな怪物のように拡大して感じてしまいがちです。
実際には、大きな存在のあなたがいて、自分の一部には小さな恐れがあるけれど、
その他の部分では問題なくやっていける、ということに気付くことです。
要は、恐れから自由になるには、恐れと共にいてみて、あ、実は大丈夫なんだ、という感覚をもてるようになることです。
恐れはあるけれども、大丈夫かもしれない。たいしたことない。
自分は、恐れよりずっと大きな存在と思えるようになること。
そうなってしまえば、恐れがあっても、問題にならなくなります。
地味で楽しくないワークかもしれませんが、これをやっておくと
そこから、恐れから解放された人生がはじまります。
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