こんにちは。
いつもありがとうございます。
今日は、本の紹介です。
『新しい自分に目覚める4つの質問』バイロン•ケイティ 著 ダイヤモンド社
これは、驚くべき智慧の本です。
ケイティの日本語HP
http://thework.com/sites/thework/nihongo/thework.asp
よく、苦しみを作っているのは自分だ、といいます。
もう少し言うと、人には信念、価値観、思いこみ等があり、それに現実が反したときにストレスや苦しみを感じます。
なんらかの負の感情が発生しているとき、その背後には、必ず「〜すべき」などという考えがあるということです。
あるいは、特定の決めつけ、解釈があります。
そもそも、自分が何を信じているのか、ということを、普段私たちはあまり自覚していません。
あまりにも自分の中では当たり前になってみて、それを吟味するということがないからです。
仮に、夫に「妻はもっと自分に優しくすべきだ」という考えがあり、実際の妻は優しくないとします。
ここで夫がその考えに執着している限りは、苦しいです。妻を裁いてしまいます。
その考えがなかったら、苦しくないわけです。
そして、その考えが自分の思いこみ、決めつけでしかなかったと気付いたときから
その夫は、苦しみから解放されます。
え? そういう解決のされ方? とびっくりしますか?
確かにこのやり方ですと、心が自由になります。
妻を裁いていなければ、ありのままの妻を愛することが出来るかもしれません。
その方が、結局関係がよくなる可能性もあります。
また、実のところ優しくないのは、夫の方だった、、ことに気付けるかもしれません。
この本では、ストレスになっている自分の考え(思いこみ、信念)などに対して 質問をします。
1それは本当でしょうか(はい、いいえ)
2その考えが本当であると、絶対言い切れますか?(はい、いいえ)
3そう考えるとき(その考えを信じるとき)あなたはどのように反応しますか?
4その考えがなければ、あなたはどうなりますか?
この本では、相手を変えようとすることはしません。状況と戦うこともありません。
あくまで、心の自由を得るための方法です。
おそらく、恒久的な心の平和も、得ることができます。
苦しみを生み出していた自分について、かなりの気づきを喚起されます。
ワークのやり方
http://thework.com/sites/thework/downloads/little_book/Japanese_LB.pdf
私も、この本を読んでワークを実践してみて、まだたくさん思いこみがあることに気付きました^^:
信念に価値をおいている限り、心はいつまでも自由にならない、ということに気付くことができます。
読んでいて、えっ それも「信念」?
「普通」(当たり前)のことだと思っていた。。ということがたくさんありました。
自分の目には様々なフィルターがかかっていることに気付くことができます。
それが苦しみを作り出しているのですが。
まさに、目からうろこが落ちる、、本と言えます。
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