幸せのために〜つながりということ(TED動画「依存症」ー間違いだらけの常識 をみて)

いつもありがとうございます。

今日は、私が見てよかった〜 という動画を紹介したいと思います。

TEDより

「依存症」ー 間違いだらけの常識 ジョン•ハリ

https://www.ted.com/talks/johann_hari_everything_you_think_you_know_about_addiction_is_wrong/transcript?language=ja

何か問題がおこったとき、

私たちは通常、問題の方ばかり見てしまいがちです。

はては、問題を起こした人を非難したり、切り離す、罰したり、コントロールする...

そういう対応をすることが多いと思います。

ですが、それを起こさざるを得なかった、大元の感情の方に本当は原因があることに

目を向けさせてくれる、貴重な動画だと思いました。

そもそも、さあ、今日は幸せな気分だから、○○(問題とみなされること)をしてみようかな!

と思う人などいないでしょう。

つい、やってしまう。それをすることで、不安や欠乏感などをまぎらわせている。

理性でわかっているのに、やめられない。

そうせざるを得ない状態があるのだということ。

そんなときは、何か○○してしまう前の

「そもそもが、幸せでない状態」 である、そちらの方を考え直さなくてはいけない、ということです。

ちょっと話が飛びますが、

オキシトシン というホルモンがあります。よく愛情ホルモン、と呼ばれています。

出産のときや授乳時に大量にでます。前の記事でバーストラウマに触れましたが、出産後母子を

すぐ離してしまったりすると、これがうまく分泌されなくなってしまうということです。

生まれてすぐ、母子が幸せな時間を過ごせたかどうか、すごく大事なことではないでしょうか。

これが出ると、とても多幸感で満たされます。そして、ストレスも消されます。

これは異性とスキンシップしたり、家族団らんしたり、友人と話したり、

またペットと触れ合うことでも分泌されます。「絆のホルモン」とも呼ばれています。

オキシトシンがちゃんと分泌されている限り、お母さんが育児放棄することはあり得ないと

私は思っています。

ある援助交際をしていた女子高生が、いけないとは思っていたけれど、そのときはとても

必要とされている感じがしていてよかった...と言っていたそうです。

もし、この女子高生が、その方法以外で満たされていたら...?

人と人との本来の自然なつながりを、取り戻すべき時代なのかなと思います。