師の言葉から

私が初めて魔女の世界に入ってもうじき15年。
アマチュア時代も入れれば、人を占うようになって14年。
長かったような、あっという間だったような感じです。

そうした中でいつも身に染みて感じているのが「学ぶことの大切さ」です。

学ぶことと一言で言っても、その実は色々です。
もちろん、一番多いのが本から学ぶこと。
次に経験から学ぶこと。

「最近の若い人は失敗を恐れる人がほとんど。でも人間は失敗から大きなものを学び取る。失敗できるうちに失敗しないと損だよ」

とは師匠の言葉。全くその通りだと思う反面、私自身もまだまだ失敗を恐れて損をしているな、と反省しきりです。

そして、人から学ぶこと。これは師匠やご縁を頂いたその道の専門家やあるいは色々な講座などに出向くことももちろんですが、クライアントさんや、ボランティア先の子供たちなど、様々な人から学ぶべきものがいつもあると感じています。師匠が口癖のように仰っている

「我以外皆わが師なり」

という言葉は年を重ねるごとにその通りだなと、納得するとともに言葉の持つ重みを実感しています。

また「学ぶことは自分の足りない所を補ってくれる」という言葉も私にとってとても重要な言葉でした。
私は複雑な家庭環境だったことから他の人なら当たり前に生活の中で学びとっているはずのものがいくつも抜けてしまっています。
最初はそうした「自分に欠けているものがある」事すらわからずにいましたが、色々と学んでいく中で、徐々に自分に欠けているものを自覚できるようになり、様々な学びの機会の中でそうした欠損を埋めていくことができました。学ぶということは間違いなく私を成長させてくれています。

そして何より、クライアントのご相談にお応えするときにカードがいくら正確に出していても読み手がそのカードの示していることを知らなければ深い読みはできません。(極端なたとえ話をしますと、カードがいくら「胃の病気に注意」と教えてくれていても読んでいる人が胃を知らなければ「病気に注意」くらいにしか読めないという感じです)

こうして考えると、学ぶことから導かれるまとめの言葉が浮かんできます。これは師匠の口癖でもありますが

「知は力なり」

という言葉です。

ここに人が学ぶ理由、人にとって学ぶ価値などと言ったものがすべて凝縮されているといつも感じています。