
幼い頃より霊的に敏感だった私は、色々不思議な体験をしてきました。
今回は、幽体離脱の体験をお話ししたいと思います。
それは大学生時代のことです。
ある日いつものように自分の部屋で寝ていると、自分の周りの景色が動いているのが分かりました。
いつも寝る時には、机が頭のところ、右手の方にはタンス、足の方には押入れ、左手の方にはふすまがあるのですが、それがぐるぐるまわっているのです。
最初は???
という感じで事態が飲み込めなかったのですが、その景色が回っていくほどに、自分が回転しているのがわかりました。
だんだんと回転のスピードがあがっていくとともに、体が上のほうにあがっていくのもわかりました。
これが幽体離脱か・・・。
数十センチあがった時に、自分の体が下にあるのが分かりました。
そう、自分の肉体だけが下に見えたのです。
やがて回転がとまり、今度は霊体だけが急上昇し始めました。
その高さはぐんぐん高くなっていきます。
当時私は15階建ての13階に住んでいたのですが、その建物をはるか下に見るほどになりました。
あの光景は今でも忘れません。
下に、人や町並みが小さく見えていました。
それまで客観的にみていたのですが、さらに上昇し始めた時に、何か不安な胸騒ぎを覚えました。
『このままどうなるんだろう。戻れるんだろうか?』
私は怖くなってきました。
そんな気持ちとは関係なく、さらにどんどん上昇していきます。
と、その時です。
剣を持った不動明王様が現れて、
”バシっ”と何かを切って下さいました。
その瞬間です。
しゅーーーっと、一瞬の内に、元の肉体へと霊体が戻ったのです。
『あーよかった。助かった。不動明王様ありがとうございます。』
あの日もし戻れなかったら、私はどうなっていたのでしょうか…。
不思議な不思議な体験でした。