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お線香の数

2009-06-05

最近仏様にあげるお線香の数の事でよく相談を受けている最中に相談者様の方から質問を受ける事が多いので、今日はそれに触れてみようと思います。
亡くなってから49日までは線香は1本のみ立てるお宅が多いと思いますが、これは亡くなった方が線香の煙を頼りに天国への道を進んでいくので線香の煙が何本もあると亡くなった方が道に迷われてしまうので1本のみにする、という言い伝えからくる習慣です。
49日を過ぎると、そのまま1本(仏壇なら一日1本、墓参りなら訪れた時に1本)にしているお宅もあれば、自分に1本・先祖に1本・最後の1本の計3本で仏法僧の三宝を表す意味で3本の線香を立てるお宅もありますし、動物霊の供養の時のように線香を半分に折って何本か短い線香を立てているお宅もあります。
これはある意味生きている人間側のルールというか、地域性や宗派、親の教えなどからくる習慣なので、必ずこうでなくてはならないという決まった線香の本数は(死者からすれば)あまり関係ありません。地域によっては線香を折って寝かせて供える所もありますけれど、それも特に間違ったやり方とは言えません。

線香を何本立てるかという事より、心のこもった供養をする事に意味があります。例えば先祖のお墓が遠くて何年も墓を訪れる事ができなくても、先祖の墓が家の色々な事情でどこにあるかすらわからなくても、日頃から自分の肉体をこの世に生み出した先祖たちに感謝する気持ちを持っていれば、先祖の方もその感謝の心を供養と受け取ってくれます。まれに、どうしても子孫の誰かを
「墓守の役目」と先祖の方で決めていて、その人に直接お墓の世話をしてもらいたがり、その子孫の夢枕に立ったり異変を起こしたりして気付いて欲しいとサインを出してくる先祖(古くから神職に関わっていたり、名家だったりと立派な先祖のいる家系にたまにこういう問題が起こります)もいらっしゃいますが、多くの家の先祖たちは生きている子孫が自分たちの事を心で思ってくれるだけでも良いようです。

生きている人間側の都合だけで言うと、仏壇があるお宅の場合、
一日に仏壇に供える線香は1本で充分です。あまり何本も焚きますと外の霊もその煙に惹かれて入って来てしまう場合がありますので(大抵線香の煙が消えると出ていきますので害はないのですが)気になる方は仏壇の線香は1本にしておきましょう。

我が家はお墓参りに訪れた際、墓参りに行った人が一人1本、丁寧にまっすぐ立ててあげます。心を込めてその1本の線香をそれぞれが立てるという意味で、「まっすぐ」を意識します。我が家のおチビはまだ上手に線香が立てられないのでお墓に水をかけたりお菓子を供えたりするのが担当です。

細かいしきたりは各家庭ごとで違っていてかまわないと思います。要は心の問題です。間違った方法でやったからといって心を込めて行った供養に先祖が憤慨する事などありません。
なので、あまりかたく考えず、皆さんのお宅の習慣で結構ですから、心から先祖たちに感謝や成仏して下さいの気持ちを伝えましょう。

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Posted by ayaaya 10:25:58




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