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「アダルトチルドレン」と聞くと「大人なのに子供のようなふるまいをする幼稚な人」と思い浮かべる方が多いかと思いますが、アダルトチルドレンというものは、両親の不仲や家庭崩壊、親など身近な人間からの虐待など、幼少期から受けた心の傷によって
自分を肯定する事ができないまま大人になり、成長するにつれ人間関係がうまく築けなかったり、世の中は生きにくい場だと思ったりと苦しみを抱える人の事を指す言葉です。
アダルトチルドレンとして魂の傷を抱えた人は大人になって鬱やパニック障害など精神病を発症する場合もあります。単に精神病の治療だけでは症状が改善せず、良くなっても再発しやすかったりで、なかなか前に進めず苦しみ続ける方がとても多いのです。
小さな頃から感情の抑圧があって我慢する事が多かったために、
そういう方々は自分を信頼する事ができず、自己否定に走りがちです。
心療内科・精神科で処方される薬の服用や精神病そのものに対するカウンセリングのみでは、アダルトチルドレンにあたる方々は症状の改善は難しいです。では、回復した人はどういう方法をとったのかというと、病院での治療に加えて地域の自助グループや、外に全く出られない方はネットでも支援して下さるボランティア団体などに助けを求めるという事がきっかけになってゆっくり回復していったというケースが割と多いようです。
似たような経験を持つ仲間との出会いを通して良い変化が見えて来たり、適切な支援を得たり…。様々な方にお会いして常々思うのは、「治療」のみで苦しみの改善が見られない場合はこうした自助グループ等のお世話になる事も考えてみて欲しいという事です。薬の服用だけではなく、根本原因となっているトラウマをどう克服するのか(あるいは日常生活に支障のない程度にそのトラウマをコントロールできるようになるか)という点が、苦しみからの解放につながるので、同じ精神病でも、病院の治療のみで良い場合と、自助グループに相談した方がいい場合と、適切な対処は個人個人で違います。
幼少期からの心の傷はとても難しいもので、心身の健康を回復するにも長い時間を要するものです。私も子供を持つ親でありますから、つくづく親の責任というものを考えております。
完全なる「傷の修復」はできなくとも、ちょっとした事がきっかけで良い変化を遂げていくケースはあるわけです。心の傷に目を向け、病院での治療と共に、アダルトチルドレンに詳しい自助グループの支援を求めてみるなど、自己喪失から本来の自己を取り戻すための手段を探してみるのも良いのではないでしょうか。
私自身も機能不全の家庭で育ちましたので、結婚前は破滅的だったりとアダルトチルドレンに分類されるような症状は持っていました。今は、夫との出会いや子供たちができた事で、過去のトラウマが表に出てくる機会はほとんどありませんが、完全に心の傷を修復したわけではありませんから、それは一生心の奥底に抱えて行く傷だとは思っています。人との良い縁でトラウマにとらわれる事から少しずつ解放されるという事を、私自身が経験していますので、一人だけで何とかしなくてはと抱え込まず、ぜひ誰かに相談して下さい。私どものような占い師に相談して下さっても良いのですが、精神的に病気になっている時は、占いの結果がどうであっても自分の未来を信じる事ができない段階ですからお役に立てない事もあります。自分が精神病であるという自覚がある所まで症状が出ていて、それも長年続いている症状だという場合は、まずは病院、それと併用で自助グループ、というように相談先を吟味すると良いです。
病院も自助グループも「お見合い」程度に考えて、まずは訪れてみましょう。合わなかったら別の所に相談すればいいわけです。
難しく考えず、自分に合った相談先を探してみましょう。
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