映画「そのときは彼によろしく」を観に行ってきました。
(出演・・・長澤まさみ、山田孝之、塚本高史など。原作・・・市川拓司)
三宮のミント神戸の、映画のチケット売り場は、今までにないぐらいすごい人で・・・
いろんな話題作が目白押しだったからだと思われるけれど、映画のチケットを買うのにこんなに並んだことはなかった・・・(遊園地で蛇行しながら乗り物を30分ぐらい待つ感じ・・・)
そこで、肝心の映画の感想ですが。
う〜ん。原作の方がよかったかな・・・というのが正直な感想。。。
原作は、回想シーンの「14歳」という年齢設定に多少の無理があると思ったけれど
(↑だって、14歳の3人が、放課後、ごみ捨て場を居場所にして絵を描いたり、水草を観察したり、犬とじゃれあったりして毎日過ごしていた・・・というのには無理があるかなと。14歳にしては幼いし、こういうことをするのは小学生じゃないかな??と思った)
内容はとても面白く、ぐんぐん引き込まれていって一気に読めてしまった。
映画の方は・・・3人で過ごした放課後の年齢設定を小学生にしているのは良かったと思った。
(その方がやっぱりしっくりくる)
回想シーンの子役の小学生3人は、みんなはまり役で、とても演技が上手くて、思わずうるっと泣いてしまった場面もあった。
でも、成人したシーンの花梨(長澤まさみ)はじめ、俳優たちのキャスティングや、あと脚本がいまいちだったと私は思う。
(脚本がいまいちなので、途中、眠ってしまった・・・。私の周りの人も映画館を出るときに「ねてもうたわ!」と言っていたのが聞こえた・・・)
そして、こう、若い、売れている俳優を出演させて興行収入を狙おうとしているのが伝わってくるというか。。。
原作での主人公は今年で30歳という微妙な年を迎える・・・という設定だったので、俳優たちがちょっと若すぎる。
もう少し、落ち着いたキャスティングが良かったのではないかな・・・
でも、山田くんの演技は個人的に好き。
長澤まさみちゃんは、外見はとてもかわいいと思うけれど、あの甘ったれたしゃべり方がどうもあまり好きではない。
もっと普通にしゃべれよ!と言いたくなる。
(でも、この人に限らず、世間一般でもこういうしゃべり方をする女の子は多い・・・)
あ、でもセカチューの時より演技は上手くなったかな。。。
あと、こういう映画やドラマをみていて思うのは、どうしても「映像的にオシャレに」ということを意識しすぎているように思う。
たとえば、今回の映画なら、廃棄物となったバスの中でのシーン。
小学生の花梨がバスの最後部座席で眠っている。
バスの天井からは、色とりどりのきれいなビーズの飾りがすだれのように形作られている。
・・・キレイなんだけど、どうみても、子どもが作ったものにはみえない。
これは、大人の感覚で、映像的にキレイになるように・・・と計算されて飾られたビーズに見えた。
ちょっと前の、ドラマ「のだめカンタービレ」でも同じように思ったことがある。
のだめの、ごみにまみれた部屋のシーンも、原作どおり確かに片付いてなくてごちゃごちゃはしてるんだけど、何だか妙にかわいいものでまとめられてて、メルヘンチックなつくりに なっていた・・・
そうじゃなくて、のだめの部屋は、もっと徹底的にごみごみと生活感あふれる部屋にしてほしかった・・・(>_<)
そういや去年観た「嫌われ松子の一生」とか、「さくらん」も、映像の美しさにこだわりずぎている感じがする。
人間の日常って、もっと生活感にあふれたものだし、そういう日常を人間くさく(時にはダサく)撮っている映画やドラマが私は好きだ。
(「寅さん」みたいな・・・笑)
そういう観点でいくと、先日放送されていた「めぞん一刻」の2時間ドラマは見事だったと思う。。
服装とかも80年代って感じでダサダサなんだけど、わざとらしくなくて見事に再現されていた。
キャスティングもホントにぴったりだったと思う。
(観た人いるかなぁ??)
でも、日本映画は好きなのでまた何か観にいくつもりです!
(何と言っても私の一番のオススメは、「鉄道員(ぽっぽや)」です!あれは泣ける!!)
では今回はこの辺で・・・
※これは、独断と偏見に満ちた一視聴者の感想ですので、あしからずです・・・
えらそうに評論してスミマセンでした・・・