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努力の賜物

2008-03-11

一昔前までは金科玉条のように「努力」という言葉がもてはやされていました。しかし効率が求められている現代において、合理的科学的思考がさらに高度に発達した結果、無駄な努力に対する批判がなされると同時に根性主義に基づいた努力については懐疑的な風潮が主流を占めることになりました。


成果を追求し効率を求めて時間の短縮をもたらした反面、回り道を極端に嫌うことになり、努力そのものの意義が薄れてきたという、功罪を生むことになりました。

社会の動向とは、経済がまずいち早く反応し最先端を行く形になっています。努力にたいするイメージの変化は、「お金」についての考え方も変えて行きました。。効率よくお金を扱うという面、無駄をなくすということで非常に大きく貢献した、そしてお金のイメージを気楽なものにした。投資で儲ける、利回りで稼ぐ、ネットで稼ぐというのもそのひとつでしょう。今もまだ、この分野で経済は大きな発展と進歩の道を歩んでいます。コンピュータ化に伴い、当然、人と人とが会うというなまの人の手が介在しない社会が振興し、人々の生活感覚や意識に大きな変化をもたらすことになった。無駄・面倒なことを避けることで、努力という言葉自体の内容、ニュアンスも大きく変化したのです。

このことは社会性としての人間関係・生活感覚に歪をもたらしました。機械に囲まれていても、身体を持った生身の存在であるということから逃れることはできません。結果、自分の存在の意義や本当の価値を確認するため人と人とがふれあう男女の恋愛関係、エロスの場にその活路を傾けてしまいやすい現代であるというのも自然の成り行きで無理ないのかもしれません。

努力とは、面倒なことであり、苦労が伴います。しかしこうした面倒なことや苦労は何かを成すために、節々でどうしても必要になります。避けて通れません。単純に言えば、体を動かすことが必要になります。どうしても無駄なことや回り道をしなければならないことが出てきます。
このとき、その人なりの工夫が出てきて、その分野での先駆者になってきます。無駄な努力がなければ、到達できない領域なのです。

こうした領域に到達するには、日々改善が必要ですが、それは無駄を恐れないことです。結果が現れないと、無駄に感じてしまいます。しかし、結果は、時が来ないと現れてきません。その覚悟を持って、自分を信じて最後までやりぬくことが努力です。四柱推命の命式をみてつくづく思うのですが、改善の努力、その努力を生む信念がないと、いい運勢がきても何も起こりません。その運を迎えるまで、どんな目標、目的意識を持って何を積み重ねてきたのか、時が来るまでじっと耐え忍び努力を怠らない生き方をしてきたか、そうして初めていい運のときにやっとしっかり実る結果が出てきます。

つまり人生目標がなければならず、
その目標にむかって最後までやりぬく努力があって、その上でいい運がきてはじめて実るようになっています。いい運が幸運を運ぶのではありません。あくまで努力の内容を証明するに過ぎません。努力という前提があってはじめて、実りを刈り取ることができる時がいい運であるという意味なのです。いい運とは、努力が正当に認められるという意味なのです。裏を返せば、悪い運は、努力が正当に認められない時期であるという意味です。

努力すれば何事もなるわけではありませんが、必ずいつかふさわしい結果が与えられます。その結果から意識の変容を起こして、別のもっと満足のいく納得のいく結果を求めて目標設定しなおせばいいのです。これも改善の一つです。

ぜひ、目標に向かって努力する意識を失わずがんばりましょう。

Posted by devil666 01:20:21 │Comments(0)TrackBack(0)

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