霊感と科学(続き)

79371.jpg昨日の続きです。

次に霊体験ですが、これは電磁波が原因であるとする仮説があります。

現在の科学では、幽霊を見たりするいわゆる霊体験は電磁波の影響ではないかと推測されており、実際に特別の設備を使用した実験では人型の影の幻覚を見せることに成功しています。

脳は特定の条件下に置かれた時に幻影を見るのです。

あるテレビ番組でも、地震発生前に動物が騒ぐのは電磁波を感じる力があるからであり、人間にも同じ能力があると言っていました。

非常に敏感というか、こうした特定の条件に反応しやすい脳の構造を持つ人間が霊能力を持つと言われるのかも知れません。

若干、おもむきは異なりますが、霊とは電磁波に似た存在だとする意見もあります(科学的根拠はありません)。

もしそうだとするならば、電磁波を感じやすい人間が霊を見ることに不思議はありません。

放送局に霊がうようよしていると言われるのも、電磁波が飛び交っていて、また、タレントなどには、性格上それを感じられる人間が多いと考えれば説明がつきます。

多分、こうした考え方だけでは説明できない、科学では解明できない部分が残されているとの反論があると思います。

しかし、私は何でもミステリアスな現象として片付ようとする安易な姿勢には賛成できません。

可能な限り論理で説明し、その後に残されたものを見つめたいと考えています。

それこそが本当の神秘なのですから。

ついでに言っておくますと、神秘な事象を科学で解明するとロマンがなくなると云った意見も良く聞きます。

しかし、私はオカルトと科学は相反するものではないと思っています。

機会があれば、この辺のことを再び取り上げるつもりです。

ただ、難しいテーマですから、考えをまとめるのは大変ですが。

では。