最初の印象

158138.jpg金曜日に書いた「紹介の仕方」の続きです。

アメリカのある大学で行われた実験で、新任教師の紹介文を書いた2種類のプリントを生徒に配りました。

最初のプリントには、「温かくて、勤勉で、批判力に優れ、実際的で決断力がある」、もう一つには「冷たくて、批判力に優れ、実際的で決断力がある」と書かれていました。

前のプリントを配られた生徒は、教師に会う前から、新任教師に好意的な評価をもち、後のプリントを配られた生徒は好意的な評価をしませんでした。

前にも書いたように、最初の言葉でイメージが決定しまうわけですが、これが後々まで残る可能性があります。

これを初頭効果と言いますが、詐欺師もこれを利用しますのでご注意ください。