頭脳王(8):天才と秀才

166191.jpgまだ続いています。

昨日紹介した頭脳系の天才の一人、チューリングについて少し書きます。

彼はコンピュータの誕生に重要な役割を果たし、計算機科学および人工知能の父と言われています。

コンピュータ・サイエンスのノーベル賞である「チューリング賞」は彼の業績にちなんだものです。

また、第二次世界大戦中、絶対に攻略不可能と言われたドイツの軍事用エニグマ暗号を解読し、イギリスを破滅から救ったことでも有名ですね。

日本ではあまり知られていませんが、最近、アメリカで彼の生涯と偉業をテーマとした映画が製作されました。

日本でも近日中に公開される予定で、主演が現在大人気のベネディクト・カンバーバッチなのでヒットするかも知れませんね、

ついでに書くと彼の名前はチューリングテストにも残されています。

これは、機械を「知的」と呼ぶ際の基準を提案したもので、人間の質問者が機械と会話をして人間か機械か判別できない場合に、その機械が「思考」していると言えるというものです。

これ以上の説明は大変なのでまたの機会に。

そして、もう一人のノイマンですが、彼の推定IQは250〜300で、人類史上最大の天才と称されています。

このIQ250〜300というのは、東大医学部を目指せば1週間で入れるレベルなのだそうです。

アインシュタインやハイゼルベルグなど自身も天才と讃えられた人たちが一番凄いのはあいつだと言ったとか。

明日に続きます。