社長から自由業へ

IMG_0016.jpg昨日、会社の経営者よりも自由業の方がずっと収入が増えたと書きましたが、少し説明します。

会社の社長なんかの紹介でも、会社の売上高が数十億円だなんて紹介し、社長が金持ちであることを印象付けようとします。

しかし、基本的には会社の売上高と社長の収入には直接的関係はありません。

普通、給料は固定されていますから、会社がいくら儲かっても給料は増えないのです。

株式の過半数をもっていれば、給料は自分で勝手に決められますが、これも限界がありますからね。

利益が出れば、株式の配当に回すこともあります。

しかし、まとなも人だったら将来のために内部留保するでしょう。

とにかく私は給料を普通以下に抑えました。

会社を回すことが先決ですから。

これに対して、自由業になると、仕事自体は会社よりは減りましたが、収入はすべて自分のポケットに入れることができるわけで、費用もあまりかからない。

それで収入が大幅にアップしたんですね。

ただ、翻訳・通訳は頭を使う仕事だと思われているようですが、実際には肉体労働で、物理的限界があります。

仮に山のように仕事の注文があっても、すべてを受けることはできないということです。

それでも普通の同年齢の会社員よりはずっと収入が多かったですが。

一応、誤解のないように言っておくと、日本ではシステムが違うために、収入は激減し、平均よりもやや下程度になっています。

では。