ついでなので、マッドマックスに続き、最近見たフランス映画の話をしたいと思います。
かなり前に録画しておいたもので、タイトルは「君と歩く世界」です。
簡単にまとめると、両足を失った女性シャチ調教師の再生の話ですね。
主演はマリオン・コティヤールで、彼女はアメリカのアカデミー主演女優賞を取っており(「エディット・ピアフ」、フランス人女優としては49年振り)、ここでも体当たりの演技を披露しています。
日本でも沢山いわゆる難病ものの映画が作られています。
大抵の場合、主人公の女性は(死病にかかるのは大抵、女性ですね)、どんな病気であろうが、みんな結構キレイなんですね。
マリオン・コティヤールは、身体障害者のかなり厳しいシーンもそのまま演じますし、ほとんどノーメイクで通します。
セックス場面もあるんですが、胸なんか丸出しです。
まあ、おっぱいを出したからといって偉いということもありませんが。
羞恥心のあり方は国によって違いますからね。
それはいいとして、フランスの映画は「最強のふたり」(全身マヒの富豪と黒人の介護人の交流を描いた話です)でもそうでしたが、こうした話でもウェットにはならないんです。
主人公を助ける男性は、シングルファーザーなのに父親失格で、とりえと言えば腕力だけ。
普通の意味での優しさはなく、主人公と肉体関係があるのに、目の前で別の女性を持ち帰ったります。
日本だったらもう少し格好の良い、優しい男性を出すでしょう。
そして、お涙頂戴が続いたでしょうね。
恋愛映画は見ないと書きましたが、このくらいひねったものであれば、見ても大丈夫です。
どうでもいいでしょうが。
では。
「君と歩く世界」
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