続きです。
オリンピックの利権と云えば、日本国内だけの話ではありません。
今、国際サッカー連盟(FIFA)の腐敗が問題になっていますが、国際オリンピック委員会(IOC)も負けていないでしょう。
昔からよく五輪貴族と言われます。
オリンピック開催候補地のIOC委員への桁外れの厚遇は有名です。
飛行機での移動は、ファーストクラス以外はあり得ないし、宿泊は超高級ホテルに決まっています。
さらに毎日の接待に加えて、表には出てきませんが、たとえば日本では風俗店に案内するなどといったことが行われていたようです。
そして、高価なプレゼント以外に裏金も飛び交っていると言われています。
そう云えば、これはいわゆる五輪貴族ではありませんが、オリンピック開催地選考会でのプレゼンテーションのアドザイバーも大金を稼ぐようです。
「オ・モ・テ・ナ・シ」に数億円もかかっているんですね。
あれやこれやでトータルでは開催地立候補だけで数十億円が投下され、さらに同額以上のお金が水面下で費やされています。
それも候補地に選ばれなければすべては水の泡。
こんな金まみれのオリンピックなんて本当に開催する価値があるのか疑問です。
オリンピックをもっと簡素にして、開催に要する資金を大幅に引き下げ、過去に開催したことがある大国は候補地に立候補することができないようにするべきでしょう。
残念ながら、五輪貴族がそんな改革を行う気配はまったくありませんが。
では。
オリンピック-利権の塊(続き)
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