恋愛についてちょっと思いついたことがあります。
ただ、根拠はなく、的を得ているかどうかはわかりませんし、ひょっとしたらごく当たり前のことかも知しれませんが。
動物は本能で生殖行為を行い、人間は頭脳で恋をすると思うのですが、どうでしょう。
多くの動物では、オスが求愛行動を行い、メスがそれを受け入れます。
選択の基準は単純に強さです。
肉体的な強さ以外では、体全体または一部(といってもあそこのことではありません)の大きさや立派さがポイントになります。
たとえば、孔雀などでは尾羽根が重要なんですね。
場合によっては数匹のオスがメスを取り合って争うこともありますし、1頭のオスがメスを独占することも珍しくありません。
これは要するに優れた遺伝子を残すことが目的です。
ライオンやある種の猿等は群れのリーダーのオスが交代すると子供が皆殺しにされるなんてこともあります。
本当は、人間でも遺伝子を残すと言う点では同じはずなのですが、その選択の基準が極めて多様かつ複雑、更にはねじれていることさえあります。
また、動物ではオスには選ぶ権利はなく、出会うメスすべてに求愛するようです(この辺はいい加減なので詳しい人は間違いを指摘してください)。
人間社会でも大抵は女性が男性を選ぶ立場にあるようですが、反対の場合も結構あります。
贅沢を言う男どもが結構いるわけですね。
人間においては選択の基準は複雑です。
勿論、肉体的なものだけではありません。
お金もあるでしょうし、外見も大きなファクターです。
また、才能に惚れる女性もいれば、相性などという抽象的なものもあります。
しかも人間は、男性も女性も想像力を持っていて、生殖したいという本能には従っていても、それが単純な形では出てきません。
大体、外見にしても好みの問題が大きく、なんとかフェチだの、ロリコンだの様々な趣味があります(特殊な趣味が男性に多く見られるのも何か原因があるのでしょう)。
これが人間社会の恋愛を動物のそれよりも複雑にしている原因だと思います。
このテーマは面白いので機会があればもっと掘り下げて考えてみたいと思います。
では。
人は頭脳で恋をする。
Posted by comment(0)|エリオンの考え
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