きのうの続きです。
昨日、コーヒーの淹れ方を考え付いたのは凄いと書きましたが、よく考えてみるとこれも違いますね。
まず、植物の根や実、種を煎って、お湯で浸出させるという方法が見つけられたんでしょう。
そして様々なものを試した結果、コーヒーやお茶、ハーブ茶等にたどり着いたんだと思います。
タンポポの根を煎って粉にすると代用コーヒーになるのはご存知の方も多いと思いますが、本物よりもこちらの方が早かったのかも知れません。
どんなものでもそうですが、何か新しい方法が出来るといろいろなものに試してみるんですね。
それで上手くいったものが残るわけです。
特に保存食でさまざまな工夫がなされたようです。
たとえば、乾物なんかには沢山の種類があります。
中国ではナマコやアワビ、フカヒレも干物にされ、高級食材になっています。
それから鮨も保存食から始まっています。
最初はいわゆるなれ鮨だったわけです。
これは魚をごはんで包んで長時間寝かせるものです。
そして、ごはんを捨て、発酵させた魚を食べます。
なれ鮨の代表と言えば滋賀県の名産品「鮒鮨」ですが、臭いが強烈なので、はまれば大好きになりますが、駄目な人も多いでしょう。
実はこうしたなれ鮨は外国にもあります。
まあ当然ですね。
ニョクマム(魚醤)も多分ここから来ているんでしょう。
では。
人は何でも食べてきた(続き)
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