ちょっと前に、様々な分野で日本は世界の何番目かといったことが話題になったことがあります。
主なところを紹介すると、新聞を読んでいる人の数では世界3位、マグロの消費量世界1位、マクドナルドの店舗数世界2位、高齢化率世界1位、電気の消費量世界3位、喫煙者率世界3位、二酸化炭素排出量世界4位といった具合です。
まあ、マグロの消費量のようにわりと当たり前の結果が多かったかな。
ちょっと説明しておきますと、高齢化率世界1位なんてちょっとマイナスのイメージがありますが、これは要するに平均寿命が世界1位であることを裏返して言っているだけです。
ところで、この中で特に取り上げられたテーマの一つに、世界の中高生読書時間ランキングがありました。
ご想像の通り日本は、調査対象国中最下位でした(30位)。
時間にすると1日に25分で、そのすぐ上は同率で韓国とドイツです。
しかし、私はこの調査には沢山の疑問があります。
たとえば、インドが世界一だったのですが(中国が3位で、以下台湾、サウジアラビア、タイと続きます)、これはにわかには信じられません。
確かに、今、インドは経済成長や計算法などで大注目を集めています。
しかし、あの国には字を読めない人が沢山いることが忘れられていないでしょうか。
調べたところでは識字率は62%です(つまり38%の人が字が読めないわけです)。
これは同様に高いとは言えない就学率と関係しています。
長くなりますので、続きは明日。
では。
読書の意味
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