読書の意味 (4)

20160503073901-7afa7e63c69d1f9d4c7cc913d4fab527772f96ac.jpg続きです。

大人が自分のことを棚に上げて子供に読め読めと言うのは勝手過ぎるでしょう。

いや自分は昔は良く読んだと言うかも知れませんが、そんなのは大抵嘘か思い込みです。

仮に本当だとしても大人になったからといって向上心がなくていいわけがありません。

大体、大人になってから読まないと言うのは偽者なんですね。

本当に本好きな人は一生読み続けます。

だからと言って偉いってこともありませんが。

すでに書いたように本を読むのはまず楽しみだからです。

そして、楽しみであるのなら、現代ではテレビゲーム、インターネット、携帯電話、You Tube等々、他に沢山の娯楽がありますから、読書は媒体として古いためどうしても不利であることは否めません。

それから、読書時間が少ない理由として考えられるのは、受験勉強ですね。

受験生は本なんか読んでる暇はありません。

更に言えば、読解力や表現力の欠如はマークシート式のテスト方式にも原因があると思います。

長文を読み、それに論文で答えるような形式にすべきです。

また、口頭試問も行うべきでしょうし、授業でもディベートや研究発表といったものを増やさなければいけません。

さらに続きます。

では。