「her/世界でひとつの彼女」(監督:スパイク・ジョーンズ、日本では2014年公開)を録画で見ました。
以下に内容を簡単に説明します。
舞台は近未来。
ある日、奥さんと離婚手続き中のセオドア・トゥオンブリー(仕事は手紙代筆業)は、人工知能型OS・サマンサを手に入れます。
この人工知能は非常に魅力的で彼は恋に落ちます。
そして、人工知能も彼を愛し始めます(少なくともそう見える)。
しかし、進化を続ける人工知能は、最終的に別の「次元」に去ってしまいます。
言ってみれば、人間の男性と人工知能との悲恋物語ですね。
主演はホアキン・フェニックスで、今回は外見をかなり変えて、孤独な男性を好演しています。
また、主人公の親友を演じるエイミー・アダムスも相変わらず良い。
しかし、特筆すべきはやはりスカーレット・ヨハンソンでしょう。
彼女は声だけの出演なのに本当に素晴らしい。
なんと第8回ローマ映画祭では最優秀女優賞を受賞しています(他の映画祭も含めて、声だけでの受賞なんて聞いたことがありません)。
ただ、やはりこの映画でも、人工知能に関する勘違いと言うか、考察の浅さを感じました。
まあ、映画のストーリー上仕方がない部分もあるのでしょうが。
長くなるので明日に続きます。
では。
人工知能との恋愛
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