コミュニケーションと豊富なボキャブラリー(2)

20160511071159-717d670bdce694e9ceeea206047bc365c74b88a6.jpgまた、会話に外国語を混ぜる人も沢山います。

政治家にもいますが、特にIT系の人に多いようです。

私はこうした人たちは最初からコミュニケーションを拒否していると考えています。

さもなければ単なるハッタリですね。

自分が高い知性を持っているとか、特別のエリートであると誇示したいのでしょう。

外国語を会話に混ぜると言えば、私がフランスにいた時にも結構いました。

しかし、そういう人に限ってあまりフランス語ができないようでした。

一種の符丁(寿司屋の職人なんかが使う一種の隠語)のようなものだと思っているんでしょう。

通訳といった言葉を商売にする人間は、そんな無神経なことをしていたら仕事になりませんから、あまりそんな人はいなかったと思います。

ひょっとしたら日本でもこれみよがしにカタカナ語を使う人は、実は外国語(大抵は英語)ができないのかも知れません。

少なくとも言葉に対する感性が低いと言えるでしょう。

常に自分が使う言葉に気を使っていれば、そんなことはできませんから。

まあ、ハッタリの部分も大きいと思います。

もう少し続きます。

では。