「イントゥ・ザ・ウッズ」という映画を録画で観ました。
詳しい内容には触れませんが、一言でいうと、「ジャックと豆の木」、「シンデレラ」、「赤ずきん」などをごちゃまぜにしてアレンジを加えた話です(なぜかミュージカル)。
しかしよく考えてみるとこれらの童話はいろいろおかしいところが多いですね。
特に「ジャックと豆の木」には疑問ばかり。
ご存じの通り、ジャックは大事な牛を豆数粒と交換します。
まあ、あまり頭がよくないんでしょう。
怒った母親は豆を投げ捨てますが、なんとこの豆が大成長、雲の上まで届きます。
そして、好奇心一杯で怖いもの知らずのジャックはこれを上り、巨人の家に忍び込む。
そして、金の卵を産む鶏や歌うハープを盗むんですね。
つまり彼は泥棒なんです。
しかも、追いかけてきた巨人を殺してしまいます。
殺人者でもあるんです。
凶悪な犯罪者としか言いようがありません。
彼の行動は正当化のしようがない。
そのあたりのことを説明しようとしているバージョンもありますが単なる後付けでしょう。
本当のことを言うと、もともと童話には倫理なんかないんですね。
前には書いた通り、ものすごくひどい話ばかり(いつか機会があればご紹介します)。
続きます。
では。
犯罪者ジャック
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