昨日の続きです。
そう言えば、日本の童話も結構ひどい話が多いと思います。
たとえば、最近人気の桃太郎。
彼は鬼ケ島を襲撃し、皆殺しにして財宝を奪い取ります。
法律や警察なんかないも同然。
しかし、鬼が何をしたというのでしょう。
桃太郎は少年で、武道を習ったことはないようだし、犬、雉、猿が大した戦力になるとも思えません。
それなのに簡単に鬼を征伐できたということは、もともと鬼はそんなに大したことをしたわけではないんでしょう。
それを問答無用で皆殺し。
桃太郎もジャックと同様の極悪人だとしか言いようがないですね。
少し話がずれますが、西洋の童話では主人公の女性は、王子様と結婚してメデタシ、メデタシで終わります。
少なくとも私が知る限りでは、自分の力でお金を稼ぐといった話はないと思います。
これに対して、日本の童話は正直ものが正直であるという理由だけで、大金持ちになるケースが多いようです。
こちらも努力して成功するなんてことはないんですね。
結局、庶民の夢はそういうものなのでしょう。
簡単に言えば棚ぼたで濡れ手に粟。
西洋でも日本でも、努力しろなんて教訓は好まれないということでしょう。
では。
犯罪者桃太郎(続き)
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