視察は誰のため

20160524081358-eff47077c2f521020fc5ab8e065d8eb1c4c9219e.jpg今、舛添知事がメディアの袋叩きにあっています。

まあ、やることなすこと本当にせこい人なので、責められても仕方ないですね。

ただ、彼がよく通っていた古書店の店主までひっぱり出すのはどうでしょう。

出る方も出る方ですが。

もちろん、本屋の店主や店員に守秘義務はありません。

とは云え、客のことを嬉しそうにマスコミにペラペラは話すのはあまり褒められたこととは言えないでしょう。

最近、レストランやホテルで有名人が来たことを従業員がツィートして、問題になることがありますが、同じことではないでしょうか。

それから、都知事は、今年4月までの1年間に、都内の美術館・博物館に計39回にわたり視察したそうです。

これは庁外視察(海外を除く)の7割超を占めるとのこと。

そして、福祉施策の充実を掲げているにも関わらず、保育所や介護施設の視察は0回。

これを批判するメディアもあります。

しかし、なんでもかんでも批判すれば良いというものではない。

視察なんて、みんな迷惑するだけです。

震災の避難所なんかが良い例なのですが、不都合な場面が偉い人の目に留まらないように準備が大変だし、視察される側にも失礼がないようにと厳重に注意されます。

本末転倒もいいとこ。

要するに偉い人たちの単なる自己満足か市民向けのパフォーマンスで、視察される方のことなんか考えていません。

都知事が保育所や介護施設を視察しなかったことは批判するよりも褒めて上げるべきですね。

続きます。

では。