ある作家が、新聞のコラムに「最近は、電車の中で寝るかスマホを覗き込んでいる人ばかり・・・日本人が確実に馬鹿になっている気がする・・・」といった趣旨の文章を書いていました。
昭和のサラリーマンは、電車では新聞や雑誌を読んで、政治経済の知識を仕入れていたと言うわけです。
そうしないと出世しないとか。
こういった自分の狭い価値観を押しつける人は、本当にどうしようもないですね。
古いと言うか、頭が固いと言うか。
出世が人生の目標なんていつの話ですか。
それはいいとしても、知識を手に入れるには、スマホ以上に手軽かつ便利なものはありません。
新聞、雑誌なんて時代後れもいいところで、読むのに不便な上に、どんどん分岐する知りたい情報を追うこともできません。しかも、有料。
出版社もそんなことは百も承知で、ネットでのニュース配信に方向を転換しようとしています。
勿論、紙媒体が好きな人(私もそうです)が完全にいなくなることはないでしょうが、そんなのは単なる趣味の問題でしょう。
大体、昔から新しい媒体が出現するたびに、人間は駄目になったとか、頭が悪くなったとか言われます。
では、原始人が一番頭が良かったのかな。
これは冗談としても、電車の中でどのように時間を利用するかはその人の勝手で、知識の吸収なんて、無理にする必要はまったくありません。
ゲームをすることで通勤電車を快適にし、ストレスを減らすことだってできます。
ついでに書いておくと、こういう人は新聞に書いてあることが正しいと信じているんでしょうね。
そのほうがよほど頭が悪い証拠だと思いますが。
では。
スマホは出世の妨げ!?
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