昨日の続きです。
彼女はその後、他の住人にいろいろ話を聞いたりして、何か画策していたようですが、結局何もできず、引越していきました。
実は、彼女にも小さな赤ん坊がいて、1人で育てているようでした。しかし、それなら私たちの事情も理解できただろうと思うのですが。
一般的に言って、フランス人は生活騒音にうるさいですね。
別のアパートに住んでいた時には(モンパルナスの近く)、下の住人の女性がかなり神経質で、引っ越した直後にやって来て、いろいろ注文をつけました。
10時以降には大きな音を立てない。これはまあ理解できます。しかし、トイレを流すなとか、イスを静かに引くというのはどうでしょう。
実際、10時以降に少しでもうるさくすると下から箒か何かでドンドンと警告を発してきました。
これがこじれると警察官が来ます。私ではなくて、知人が経験したことですが。
日本ではこうしたご近所トラブルに警官が介入することはまずないでしょうね。
反対に、騒音の被害を受けたこともあります。
これも別のアパートに居た時の話ですが(アンバリッド地区)、隣の住人が毎晩夜通し大きな音でレコード(当時はCDはなかった)をかけながら、友達と大騒ぎするんです。
その上、上の階では誰かが毎日ピアノの練習をしていました(これは昼間)。
私は隣人には壁を叩いて抗議したんですが、ぜんぜん効果がありません。
この様子では直接言うと喧嘩になりそうなので、大家に相談しました。他の住民も迷惑に感じていたらしく、共同で警告の手紙を手渡したようです。
そして、その隣人はしばらくすると出て行きました。実は私はこの男性(多分)の顔を一度も見ていないんですね。
今、私は2階建てのアパートの2階に住んでいます。だから、上の階からの騒音の問題はありません。そして、私はほとんど部屋のなかでも動きませんから、下の階の住人にも迷惑をかけていないと思っています。
まあ、直接聞いたわけではありませんが。いずれにしてもこのアパートでも他の住人の顔を見たことはほとんどありません。
では。
最近の上下関係(ご近所騒音トラブル)(3)
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