人生の最終段階にさしかかる(生きる意味)

20160717180922-791f8c5943ebfc8e0c016493de3d8c813878181f.jpg最初に人生の最終段階にさしかかるとどうしても死を考えがちになると書きましたが、人生の意味を考えるようになるんですね。

いろいろに意見はあるでしょうが、私は「遺伝子の舟」という考え方を取ります。

簡単に説明すると、人は遺伝子を乗せる乗り物であり、前の世代から次の世代へとつないでいくための存在であるということです。

歳を取ると、子供が大切に感じるようになる、いとおしくなるのもそのためなのでしょう。

すべての生物は子孫を残すことを目的としています。

それが本能なのです。

人間は知性がありますから、そんなに単純ではありませんが。

断っておきますが、自分で子供を持てない人、持ちたくない人が駄目だと言っているわけではありません。

一人ひとりは個人として生きていますが、大きく見れば人間という種を構成しています。

そして、人間が種として存続するための、一翼を担っているのです。

自分が人間という集合体の一部であり、何かを受け継ぎ、そして、何らかの形で受け継がれていくと考えると死ねこともある程度は怖くなくなるでしょう。

この文章は非常に舌足らずで整理もされていないために誤解を招くと思いますが、これからも段々と説明しますから、ご辛抱ください。

では。