次は、記憶力が良すぎて困るという高学歴女子。
彼女は複数のルービックキューブを覚えてから、目隠しをして順に揃えるという競技で女性世界一なんだそうです。
そして、普通の会社に就職しているが、メモなんか取らなくてもすべて覚えることができるのに、新人はメモを取らないと評価されないし、将来の出世にもかかわるのが悩みだとのこと。
不思議な考え方ですね。
必要がなくても、メモを取る振りくらいすればいいじゃないですか。
出世にかかわるのなら。
そんな大した手間でもないでしょう。
それに、ちゃんとしたメモの取り方も知らないんじゃないかな。
メモというのは、単に人の言うことを書き留めればいいというものではありません。
書きながら筋道を立てて、まとめていき、それを見るだけでさっとレポートを作成できるくらいじゃないと駄目なんですね。
これだとやみくもに全部覚えるよりも合理的ですし、考えることもできます。
記憶するにしろ、メモを取るにしろ、後でどう生かすかが重要なんです。
つまり、記憶するだけでは駄目で、整理してフィードバックできる知識にしないといけない。
そういう技術を習得すれば、他の社員と差がつ付けられるでしょう。
彼女はメモを取らないと出世できないと言っていますが、多分考えすぎですね。
彼女が出世できないとすれば別の理由からでしょう。
もう少し続きます。
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