続きです。
「そんな感じです。私の想像していた『下らない対応』は。
そんなカンジじゃ悩んでいるのにその電話をかけた事によって余計に落ち込んでしまいます。
アナタの解答で絶対電話しないと決めました」
この女性は真剣に悩んでいることは悩んでいるのでしょう。
しかし、その発言を見ていると考え方が甘すぎると言わざるを得ません。
直接的な答えを得られないとすぐに駄目と決めつけ、その上、相手を馬鹿にするような態度では、今後も絶対に上手くいくわけがない。
こう言うと酷かも知れませんが、こうした性格が彼女を不幸にしていると思います。
一般的に、相談員は電話があった場合、重要度に応じて、警察か管轄の児童相談所に連絡する、または、希望により学校へ連絡します。
そして、連絡を受けた民生委員が自宅を訪問します。
つまり相談員の仕事はそのあたりの個人情報を聞き出すことがメインであり、虐待をする、または、しそうな人間の相談に乗るのが仕事ではないのです(応急的に話を聞くことはあるでしょうが)。
大体、そうした深刻な問題が1回の電話で解決できるわけがない。
専門の教育を受けたカウンセラーの定期的カウンセリングが必要です。
「児童虐待ホットライン」に電話することに抵抗を覚える人も多いようですから、カウンセリングを受けるなどいったことは勇気がいるかも知れません。
しかし、これに代わるお手軽な方法なんかないのです。
行政にも是非ともこうした面における対応の改善を検討していただきたいと思います。
では。
児童虐待ホットライン(3)
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