不倫と社会的制裁

20160903083419-54ea06761d1519de87540087ed07f7d1f7758d7e.jpg少し前に大騒ぎになった女性ハーフタレントと男性ミュージシャンの不倫スキャンダルの余波はまだ続いているようです。

このミュージシャンと一般女性との親密なデートが報道され、批判に晒されているんですね。

ハーフタレントが今でもテレビに出られないのに彼だけもう恋愛するなんて許せないというわけです。

私は問題のハーフタレントがずっと前から大嫌いで、スキャンダルにも、その相手にもほとんど興味がないのですが、さすがにこの批判はおかしいと思います。

不倫相手とは別れ、前妻とも離婚しているのであれば、彼はいわゆるフリーですから、どこに問題があるのでしょう(本当はフリーでなくてもかまわないと思っていますが、これは後で書きます)。

彼は社会的制裁を受けるべきだそうです。

しかし、社会的制裁が具体的に何を意味しているかがよくわかりませんが、もともと不倫は犯罪ではありません。

単に世の中の一部の人たちが嫌悪しているだけです。

それに対して、いかなる意味からも制裁を加えるのはおかしい。

確かに、今回はハーフタレントの方だけが過剰にバッシングされ、代償を払わされているとは思いますが、これは彼の責任ではありません。

それが世の中の仕組みなんですね。

つまり、ハーフタレントはテレビを主要な活動の舞台としていて、イメージが非常に重要なのです(特に、CM)。

たとえば、そのために先日起きた二世タレントの事件でも、母親が謝罪会見をして、いくつかの番組を降板し、また、CMからも下ろされています。

続きます。

では。