涙は最強の武器か?

20160922073610-1a1dae9f1aebb03daf62e67f33e026170796f94b.jpgネットを見ていると、女性の最強の武器は「涙」だと書いてありました。

「困ったときは泣き落とし。泣けば大体許してもらえるから」とのこと。

そうかなあ。

相手にもよるんじゃないですか。

たとえば、私のような鉄面皮と言われる人間には通用しないでしょう。

昔、会社を経営していた時に、翻訳要員として女性を何人か雇っていました。

それで私が出来上がりを見て、間違いを指摘するんですが、きつい調子だったためか、泣きだしてしまったことがあります。

私はただただうんざりするだけ。

その女性社員に対する評価が一気に下がりました。

また、別の機会のことですが、ある会議で何人かで通訳にあたった時に、参加者の1人に文句を言われた女性通訳がやはり泣きだしました。

この時も可哀相だなんてこれっぽっちも思わなかったですね。

プロ意識の欠如に呆れただけです。

涙が通用する相手もいないこともないのでしょうが、もともと好意を持っているか、よほど優しい人でしょう。

泣き落としが通用すると思っていると、特に仕事の現場では「だから女は」と思われる恐れもあることを考えたほうがいいですね。

本気で男性と対等にやりあうつもりなら、涙は封印したほうがいいでしょう。

では。