若者に雑用をさせるな

20161031090441-c20f0bc0f91833c8df4e22ad8d09004a6d940f48.jpgネットニュースによると、ある海外子女のタレントの発言に中高年世代が怒り心頭なんだそうです。

簡単に説明します。

あるバラエティ番組で、中年の女優が、最近の若い人たちは、先輩や上司との飲み会でも、ビールを注いだり、食器を替えたりといった気配りがまったくできていないと指摘しました。

これに対して、上記の女性タレントは先輩諸兄の指導がなってないのが悪いと一蹴したんですね。

さらに年配者には指導する義務とか権利もないとの意見にも、私たちも気配りをする義務はないと反駁。

これに他の年配の出演者だけではなく、中高年の視聴者も大憤慨した。

「あの子は本当に観ていて一言いいたくなりました」

「家でも芸能界でも甘やかされて育ったんだろう」

「気配りする義務がないなんて口が裂けても言ってはダメだと思う」

そうですかねえ。

私も結構な年齢ですが、彼女の言っていることは正論だと思います。

会社で仕事について指導するのは当然のことですが、お茶汲みとか掃除、その他の雑用をさせるのは明らかにおかしい。

宴会なんかで酒やビールを注がせたりするなんて論外です。

そんなことをしなければならない義務はないし、そのために就職したわけでもない。

要するに、上下関係が厳しかった昔の丁稚奉公の名残なのでしょう。

しかし、現代では、年配者も会社でもプライベートでも自分のことは自分でする習慣をつけるべきですね。

では。