ノーベル賞精子バンク

20161111083924-940cd389c11fa0b83e7351d9c53607e72a55a931.jpg今年も日本人科学者がノーベル賞を受賞しました。

日本から毎年のようにノーベル賞受賞者が出ていますが、今後については不安がささやかれています。

そして、どうすればノーベル賞級の学者を輩出することができるかが話題に上ります。

もちろん教育の強化といった真面目な方法もあげられますが、わりと簡単に考えつくのが優秀な遺伝子の継承ですね。

要するに天才の精子を保存しておいて優秀な子供を人工的に生み出していこうとの考え方です。

これはいわゆる精子バンクのアイデアと重なります。

念のために言っておくと、精子バンク自体は昔からあって、別に天才だけを対象としたものではありません。

もともとは血統を重んじる馬、良好な肉質が求められる牛などの生産地のブランドを守るために厳重な管理の下に精子を保存するためのものでした。

これに対して、人間の場合は、主に不妊症者、同性愛者、シングルマザーなどで子供を欲しがる人たちのために作られています。

希望者は高学歴、ハンサム、高身長など、需要者の要求に合致した男性の精子を選ぶことができるとのことです。

ただし、ドナーは明かされません。

そして、このシステムを踏まえてできたのがノーベル賞精子バンクで、米国のハーマン・J・ミュラーによって提唱されました。

長くなるので、続きは明日。

では。