オリンピック予算は誰が負担する?

20161115184802-f793d2ae1712a6dc989592b67d2cad6e2052f8e5.jpg最近のニュースといえば豊洲問題とオリンピック予算ばかりですね。

両方とも小池都知事が大活躍です。

それはいいとして、私は特にオリンピック予算の問題が気になります。

東京オリンピックは、招致時には約7,340億円と見積もられ、あまりお金がかからないことを売りにしていました。

それがいつもまにか3倍の2兆円超に跳ね上がり、さらには3兆円を越すとの話まで出ています。

そして、どうもこの予算の増大は最初からわかっていたらしいんですね。

しかも国際オリンピック委員会もそんなことは百も承知だった。

要するになあなあの猿芝居。

しかし、普通、予算と言うと、一定額をあらかじめ決めておいて、その中からやりくりするものだと思うのですが、オリンピック予算はそんな枠がない。

あっちに本当はこれだけいる、こっちにはこれだけとみんな欲しいだけ要求し、それを通そうとしています。

みんな言うことですが、こんなこと民間事業では考えられないし、行政機関でも普通はこんなことはしません。

何かオリンピックという錦の旗にみんなでよってたかって群がっているようです。

しかし、2兆円だの3兆円だのといいますが、その資金源はどこにあるのでしょう。

何兆円なんてお金がそんなに簡単に調達できるのでしょうか。

結局、税金ということになるのでしょうが、関係者は税金、ひいては国民を必要なだけ引き出すことができる打ち出の小槌だと思っているようです。

どうして誰もこの問題を取り上げないのか不思議ですね。

では。