ヌーハラとグローバリゼーション

20161117185602-a40d5e0427b750e8dd83c2b0e88d124937a61e5b.jpg今日も食べ物関係の話です。

最近、ヌーハラなる言葉を結構聞きますが、ご存じでしょうか。

「日本に来た外国人が日本人がズズズと麺をすする音で精神的苦痛を感じる状況」を指すんですね。

だから止めるべきだと。

こんなくだらない意見なんかほっておけばいいんですが、いくつかのテレビ番組で取り上げられたことから話題になったようです。

しかし、なんですか、この意見を主張する人は外国人(特に西欧人)が嫌がることはすべて止めた方がいいと考えているのでしょうか。

昔からよくある外国人崇拝丸出しですね。

もともと西欧人にはアフリカや東洋人に対する優越感が抜きがたくあります。

自分たちの文化の方がずっと優れているんだから、後進国の住民たちは見習うべきだと信じている。

要するに差別意識なんですが、それに迎合することはないでしょう。

そう云えば、韓国でオリンピックが開催された時に犬肉料理が問題になり、実際に表通りから専門店が消えたそうです。

これも西欧文化の優越性を疑わない人たち(内外の)の圧力に負けた結果でしょうね。

言うまでもないと思いますが、グローバリゼーションとは自国の文化を恥じて、捨て去ることではありません。

日本にくる外国人が合わせるのが当たり前なのです。

彼らに誤魔化しではなく、そのままの日本の姿を紹介すべきでしょう。

では。