続きです。
人間万事塞翁が馬という諺をお聞きになったことがあると思います。
簡単に説明すると、禍福はあざなえる縄のごとしということです。
余計わからないですか。
良いことの後には、それが原因で悪いことが起き、また、この悪いことの後には、それが原因で良いことが起きるいった感じでしょうか。
悪いこと、良いことは簡単には判断できないと言うか。
たとえば、競馬等で数十万円勝つと普通はついていると思います。
しかし、そのためにギャンブルにはまってしまい、結局は財産を失ってしまう。
幸不幸のからまりは簡単なものではありません。
普通の人間には理解できないと思ったほうがいいでしょう。
その時の不幸で沈むこともないし、一時の幸せで有頂天になることもない。
ずいぶん抹香臭い説教で申し訳ありませんが、真実です。
もう一度書くと、運や不運を近視眼的に判断していけないということですね。
もう少し続きます。
では
誤った因果応報観 (3)
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