昨日の続きです。
新年の行事と云えば、初詣でしょうか。
私はもう何十年も初詣に行ったことがありません。
とにかくいわゆる風物詩に興味がないし、フランスに住んでいたこともあるのでしょうが、なによりも私にとって宗教とはまじめに扱うべきものだからです。
初詣も一種の宗教行事なんですが、改めて言われないと、意識している人は少ないんじゃないかな。
先日も書いた通り、結婚式は教会で、クリスマスも楽しみ、新年は初詣に行くというのはあまりにも宗教を軽く見ています。
普段は教会に行ったり、神を祀るといった宗教的なことは何もせず、都合のいい時だけ教会や神社に行き、そのくせ神の存在なんか信じていない。
まあ、寺や神社の境内は空気が清浄ですから、行くことは精神的に良いと思いますが、信じてもいないのにお参りはしないほうがいいでしょう。
当然ながらご利益なんか願ってはいけません。
寺や神社の方も商売で、沢山のお賽銭を集めるためとは云え、信仰とは関係のない御利益をうたい文句にするのは感心しません。
神様にしても仏様にしても直接的なご利益があるから拝むわけではないんです。
伝統的習慣なんだから目くじらを立てなくてもと意見もあるでしょうが、単なる意味のない習慣だったら別に止めてもいいでしょう。
昨日取り上げた除夜の鐘と同じですね。
では。
初詣
Posted by comment(0)
|
コメント