昨日の続きです。
そう言えば、「起業家」を「企業家」の間違いだと言われたことがあります。
反論すると次から仕事を貰えない可能性があり、黙って受け入れると言葉を知らないと思われる。
難しいところです。
当然ながら、まったく、自分の知らない言葉に出会うこともあります。
特殊な専門用語は当たり前なので、それ以外です。
翻訳だと調べられるからいいんですが、通訳だとクライアントに聞き返すしかありません。
しかし、あまり頻繁だと先方との会話がだれるし、通訳の能力を疑われます。
たとえば、「マテハン」という言葉を聞いたことがありますか。
私は初耳だったのですが、マテリアルハンドリングの略だそうです。
搬送用機器または搬送自体のことですね。
それから「乙波」と書いた書類を見たことがあります。
読めますか。
「オファー」(申し入れ)を漢字で書くとこうなるんだそうです。
まったくの当て字ですが、こんな言葉というか表記を使うところもあるんですね。
今はネットがありますから、あまり苦労しなくなりましたが、昔は、特に、フランスにいましたから、日本の本を揃えた図書館もないし、大変でした。
自分で大量の辞書を集めていましたが、それでも限界があります。
当時の翻訳は酷かっただろうなあ。
今も変わらんだろうとの指摘は聞こえないことにします。
では。
カタカナ語と専門用語(続き)
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