少し思いついたことがありますので、トランプ新大統領の話を続けます。
トランプ氏が大金持ちなので、利益相反になる可能性があると主張する人もいるようです。
要するに自分の会社の利益になるように政策を進める恐れがあるというわけです。
たとえば、彼が所有するホテルに外国の要人が宿泊してお金を払うと彼の収入になるのでまずい。
しかし、多くの国に見られるように、大統領になってから大金持ちになられるより、遥かにましでしょう。
どこかの国では、親戚縁者が群がって、権益にありつくなんてこともありますよね。
しかし、アメリカに関しては、さすがにあまりあけすけなことはできないので、そんな心配はないでしょう。
それにホテルの件に関しては、外国の要人が支払った宿泊費は慈善団体に寄付するそうです。
トランプ氏だって考えていないわけではない。
それから、トヨタに、メキシコに工場を作り、そこで自動車を生産して、アメリカに輸出するのなら、高い関税をかけると脅しましたが、これも私に言わせれば当たり前のことです。
メキシコが可哀相だなんて言うコメンテーターもいましたが、国内雇用を増やすためですからね。
アメリカの大統領がメキシコの利益よりも自国の利益を考えるのは当然のことです。
大体、私には、日本政府もなぜ企業のやりたい放題を放置しているのかはわかりません。
人件費を抑えるために、外国に工場を作ったり、外国人を雇う。
こうしないと物価が上がるとの指摘もあると思います。
しかし、実際にはそうでもないはずなのです。
もう少し続きます。
では。
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