少し前のことですが、 テレビでイマージョン法という英語学習法を紹介していました。
イマージョンとはimmersion(浸すこと)から来た言葉で、一言で言うと、英語に浸してしまうことで習得させる方法です。
実際には英語に限らず、すべての外国語が対象になりますが、簡単にするために、ここでは英語にしておきます。
つまり、理科、社会、体育、音楽、図工などといった授業を英語で教えることにより、生徒に自然に英語を習得させる教育プログラムですね。
言い換えると英語イマージョン法とは英語の学習を目的とするのではなく、教科を学ぶ手段として英語を使うことを通して英語を自然に習得させる方法を言います。
この方法を実際に取り入れている学校がすでにあるそうで、校内では日本語使用禁止にしているとか。
たしかにこのやり方は効果があると思います。
英語だけを学ぶと大抵は生活に関わることを中心にするので、学校で勉強する基本的な知識が欠けることがあります。
特に、算数(数学ではありません)は重要で、簡単な足す、引くといったことにも苦労するとがあるんですね。
いわゆるバイリンガルの人でも、数字となると混乱することがあると言われています。
たとえば放射能の研究で有名なキュリー夫人はポーランド出身でフランス語もほぼ完璧に話しましたが、数字についてだけは母国語のポーランド語で考えたそうです。
あと少しだけ続きます。
では。
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