暴走老人

20170316072712-36a2af6b94d973de01ca8d60aadb37ab14d4fc91.jpgなんでも最近は「今どきの若者は・・・」ではなく「今どきの年寄りは・・・」と嘆くんだそうです。

とにかく老人が傍若無人な振る舞いをする。

電車の中で前に立っていた老人に席を譲ろうとすると、「年寄り扱いするな!」と怒鳴る。

席を譲らないと、今度は「最近の若い奴は、席を譲らない」

要するに何でもいいから文句を言いたいだけ。

女性や子供にあたり散らすし(肉体的に弱い人たちですね)、いわゆるモンスタークレーマーも高齢者が多いとのこと。

ううむ、私も他人事ではありません。

年齢的には十分に高齢だし、気に入らないサービスにクレームを付けることもあります。

ほとんど外に出ないので、怒鳴ることはあまりないのですが、機会があればやってしまうような気がします。

ある専門家によると、そうした老人が増えた原因は、「寂しさ」にあるとのことです。

「現在は、人づきあいも希薄になり、寂しさを抱える老人が少なくありません。そんな孤独感がストレスとなり爆発するのです。最近では、キレる機会を狙う確信犯的な人もいます」

若干、眉唾の分析の感もありますが、そんなものなんでしょうか。

私は、それに加えて最近の年寄りは昔と違ってそれほど体力や精神力が衰えないのに、エネルギーを発散する場所がないからだと思います。

彼らの力をもっと積極的に利用すべきでしょう。

すでにあるシルバー人材センターのようなものを発展させることにより、将来の人口減少による人手不足への対策にもなるので一石二鳥です。

では。