ある東京大学卒業の若い男性が自分にはやりたいことがないと言っていました。
学生時代からいろいろなことをやってきたが、なんでもすぐにコツを覚えて、上手くなるが、すぐに飽きるのだそうです。
すごいですねえ。
本当なら。
残念ながらそんな素晴らしい才能がある人はほとんどいません。
ゼロではないかも知れませんが、少なくとも私は見たことがありません。
単に小器用と才能を勘違いしているだけと言うか。
要するに自分に甘すぎる。
他人から見たら初心者レベルなのに本人だけ上手いつもり。
たとえば、私の知っているある男性は、歌とギターについても同様のことを言っていましたが、実際に聞いてみると全然駄目。
なかなか本人には本当のことを言えないので気がつかないのでしょうが。
いずれにしても、こんな風に中途半端なところで満足している、道を究めることはできません。
まあ、本人がそれでいいのなら、かまわないのかも知れませんが、不満な人生を送るでしょう。
特に人生の後半になるとつらい思いをするはずです。
では。
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