少し前のことですが、アメリカを中心に、ポリティカル・コレクトネスとの言葉が流行りました。
一言でいうと、言葉の使い方に偏見や差別を含ませないようにしようとの運動です。
この時にいわゆる言葉狩りが行なわれ、さまざまな単語が言い換えられたのですが、結構おもしろいものがあるので、ご紹介しましょう。
黒人はAfrican-American、先住民はNative Americans/Canadians。
このあたりは結構有名ですね。
そして、男性や女性を表現するのに、old(年をとってる)、short(背が低い)、 fat(太ってる)は避けるべきです。
「年をとっている」なんてもってのほかで、elderly(年上)なんです。
身長が低い人はvertically challenged(背の低い。垂直方向努力を必要とする意)です。
そして、これは一時かなり話題になりましたからご存じの方も多いと思いますが、職業に関してはmanやwomanではなくてpersonを付けるようになりました。
例えば、議長はchairmanではなくてchairpersonで、businessman(実業家・サラリーマン)はbusinesspersonに、販売員もsalesmanからsalespersonです。
そして、air hostesses やstewardessesはflight attendants(客室乗務員)に変わりました。
waitresses(ウェイトレス)やwaiters(ウェイター)はserversやwaitronsと言います。
長くなるので明日に続きます。
では。
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