ニュースによれば、特殊詐欺を警戒していた大阪府警の30代の男性巡査長が、銀行の現金自動出入機(ATM)へお金を振り込みに来た70代の女性に声をかけ、詐欺犯と実際に電話で会話したのに、女性が結果的に現金約100万円を振り込んでだまし取られる被害に遭ったとのことです。
なんと言うか、呆れて言葉もないですね。
なぜ銀行のATMの操作方法を銀行員が電話で教えるのか疑問に思わなかったのかなあ。
一旦、電話を切らせて、ゆっくり話を聞くこともできたでしょう。
厳しいことを言えば、この警察官は詐欺を手伝ったことになります。
しかし、ワイドショーなんかでは、警察に配慮したのか、ずいぶん甘くて、よほど犯人の口が上手かったのでしょうなんて言っていました。
もしそうだとすれば素人には絶対に見破れないことになります。
しかもこの警察官は特殊詐欺の警戒にあたっていたんですよ。
要するに油断しきっていんでしょうね。
人には偉そうに注意しろなんて呼びかけながら、自分には関係がないと高を括っていた。
特殊詐欺対策室は「結果的に被害を防止出来ず残念。今後の教訓にしたい」とし、女性に謝罪したそうですが、それだけ。
自分たちには責任がないと思っている。
こんな警察がいくら警戒を呼びかけたところで、振り込め詐欺がなくなるわけがないですね。
では。
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