容姿と言論

20170511064628-10514c80ace259db65339d5ffbcc8f0aed8b32cb.jpgネットで「ブス」は言論の場に立てないと主張する女性がいました。

テレビで意見を述べる機会があっても、すぐにブスは黙っていろとか、ブスのくせに生意気だと批判されるのだそうです。

意見の中身ではなく、容姿が問題にされるのはおかしい。

確かに正論ですね。

ただ、人間は本能的に外見が良い人を好むことも事実です。

自分が容姿で差別を受けると不満を訴える人もやはり外見の良い人を好みます。

買い物をする時でも、同じなら格好いい販売員から買いたいと思うものなのです。

また、テレビなんかに出る人には、タレントでなくても、ある程度外見が要求されるのは仕方がないでしょう。

討論に限って言うと、確かに勝つためにどんなことでもあげつらう人がいます。

しかし、逆に言えば、反論の仕方でその人の資質がわかるんですね。

容姿であるとか、性別、年齢を理由に相手の発言を封じようとする人は、もともと相手にする価値はないと考えて間違いありません。

残念ながら日本人はディベートに慣れていないので、こういう人が結構いますが。

ついでに言えば、ネット上での批判なんか気にすることはありません。

いろいろ言っている人間はうっぷんを晴らしているだけですから。

では。