医師の高齢化問題

20170512083910-bd24fcab16e4cc980164dab354fd815cae1f45f9.jpg最近、医師の高齢化が問題になっているそうです。

日本社会全体が高齢化しているわけですから、医師にも歳をとった人が増えるのは当然と言えば当然ですね。

ただし、医師の場合、定年退職に関して、いろいろな場合があるようです。

たとえば、大学病院などは定年制度が厳格ですから、65歳で退職します。

これに対して、私立病院では、定年制度はあっても柔軟に対応できますから、この医師だけは絶対に流出できないという場合は院長職や名誉職に祭り上げてても確保するようです。

非開業で病院勤務医師の場合、65歳を過ぎてから仕事場が確保されるかどうかはそれまでの実績による知名度が大きくものをいってきます。

とは云え、何かの理論によほど秀でたものがあるとか、外科手術の腕前が際立っているとかいっても、年齢からくる心身の衰えから考えて、非常勤的な雇われ方になるのが一般的です。

そして、開業医ですが、これが問題なんですね。

開業医は、本人がその気ならいつまでも診療を続けることができます。

理由はいろいろとあるでしょうが、金銭的な問題を除けば、大体、自分はまだまだ大丈夫だと考えるためでしょう。

しかし、医療行為ですからね。

本人にいくら自信があっても、もし失敗したらどうするんでしょう。

患者はいい迷惑です。

実は私にも経験があります。

長くなるので続きは明日。

では。