短期留学の罠(続き)

20170521063440-043b06ab32e4b5b7b6c85c3ab58f3e44e3f4e285.jpg昨日の続きです。

短期留学にしろ、長期留学にしろ、言葉を身につけるためには、勉強の仕方が大切なのです。

たとえば、短期留学の場合は語学学校に通うと思いますが、クラスには外国人しかいません。

そうすると英語(話を簡単にするために英語学校にしておきます)で話してもたどたどしかったり、間違っていたりします。

さらに、日本人は仲間だけでかたまる傾向があるので、日本語でばかり話すことになってしまいます。

これでは言葉が上達するわけがありません。

また、昨日も書いたその国のガールフレンド(またはボーイフレンド)を作るという話もあまりあてになりません。

たとえば、パリに居た時に、フランス人と結婚して15年になり、子供も2人いるのに、ほとんどフランス語ができない日本人女性を知っていました(本当にどうやってコミュニケーションを取っていたのでしょう)。

それに、恋人同士の会話はいわゆる日常会話ですから、ハイレベルの英語を覚えることはできません。

当然のことを言うようですが、仕事で使えるような英語を覚えるためには、やはり本気で勉強しないといけないということです。

これは短期留学では無理でしょうね。

まあ、留学自体は日本以外の国を見るという意味では決して悪いことではありませんが、語学的なことではあまり効果を期待しないほうがいいでしょう。

では。